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同窓会の更なる発展を  同窓会理事長 嶋津和行(26期)

嶋津理事長

 昨年10月の総会で理事長に選出された嶋津です。前任の宍戸さんは13年の長きに亘って当同窓会を牽引していただいたことに感謝の意を表したい。
 宍戸さんが就任された2011年は3月に都大附が61年の歴史に終止符を打ち、一方、5年前に新入生を受け入れて開校した桜修館が前期3年、後期3年のフルの生徒が揃った年であった。
 当時、東京都では中高一貫校が続々と開設され、石原都政下において、桜修館は都大附の後継校ではない、新たな方針の元に設立された学校であるとの言説も唱えられた。同窓会活動の難しさが感じられる。実際、中高一貫校に代わり、その前身の高校の同窓会活動が停止状態になった学校もあると聞く。
 この難局に宍戸さんは、同窓会の活動方針を明確にされた。すなわち、
@会員相互の親睦を深める
A旧制府立高以来の伝統を受け継ぎ引き継いでいく
B桜修館の発展に資する
 この方針を元に、新たな事業を開始された。
一、ホームカミングデーの開催
一、 八雲が丘賞の創設
 前者は卒業50年、25年を迎える同窓生を母校に迎える行事で、とても好評である。運営に携わる大変さも同窓生の笑顔に触れると、来年も実施したいという意欲が湧いてくる。
 また、後者は桜修館の堅実な活動をしながらも、日の当たらない部活動を表彰するものであり、生徒たちの中でも、認知度は高い。
 桜修館の1期生から5期生までは同じキャンパスに都大附のお兄さんやお姉さんが一緒にいたこともあり、自由と自治、真理の探究を身に持って接し、現在の在校生の口からこれらの言葉自然に出てくるほどしっかりと根付いている。 桜修館の三大行事である記念祭、クラスマッチ、合唱コンクールは自治会を中心に運営されている。
 今後とも宍戸さんが敷かれたレールを推進して行くのが、まず私に託された使命と認識している。 四年後、旧制府立から創立百年を迎える。同窓生皆様のますますのご支援を期待してやまない。

(同窓会報2025年(令和七年)6月30日発行から転載)  

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