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28期同窓会

28期同窓会
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日 時:2024年7月6日
会 場:恵比寿イーストギャラリー(渋谷区)
参加者:99名
 28期の同窓会が卒業以来、初めて、2024年7月6日、渋谷区の恵比寿イーストギャラリーで開催されました。 クラス単位によるクラス会は開かれていましたが、A組からF組までの皆が顔を合わせる同窓会は開かれていませんでした。 60歳となる節目の年に「還暦同窓会」を計画していました。 しかし、国難ともいえるコロナ禍のため、4年遅れの開催となりました。

 卒業したのは1978年3月。翌月にアイドルグループ「キャンディーズ」の解散が控えていました。気が付くと46年が経っています。 同窓会には来賓の恩師4人を含め99人が出席しました。クラスが違い、再会が卒業以来の同窓生も多かったことでしょう。誰が言ったか忘れましたが、貴重な体験を「器」に例えることがあります。高校時代はまさしく各自がそれぞれの「器」を焼き上げた時期だったような気がします。卒業してから、皆、自身の器に注ぐ美酒を醸してきたのではないでしょうか。 この日は、ようやく美酒の封を切り、堪能することができたような気がします。

 来賓として地学の久野猛先生、数学の岸修先生、英語の加藤良雄先生、日本史の吉田夏生先生が駆けつけてくれました。

 会は久野先生の乾杯の音頭で開会。まずは、クラスごとに分かれたテーブルで歓談が始まりました。全員がネームプレートを首からぶら下げています。ネームプレートの色はクラスマッチのクラスカラーです。この色を目にし、当時のことを思い出すきっかけになった方もいたかもしれません。

 はじめはクラスごとに昔話に花を咲かせてしましたが、次第にクラスのテーブルを離れ、他クラスの同窓生のもとへ行き、旧交を温めていました。

 会場には高校時代の写真が次々と映し出され、十代の自分たちに戻った気分になりました。 振り返ると、28期は3年間、クラス替えなく、クラスのまとまりはよかったのではないでしょうか。盛り上がった話題の一つが2年生の時の修学旅行が九州だったことです。修学旅行委員会を作り、「どのような形の修学旅行がふさわしいのか」と議論したことを覚えています。場所は「九州」、「旅行は複数人で実施」の基本ルールを決め、後は、それぞれ企画するという旅行になりました。
 A組は「クラス単位での行動しよう」と決め、バスで周遊しました。2、3人を1グループとして修学旅行を実施したクラスもありました。後日談として聞いたのが、見学施設で、人数が少ないため修学旅行生と思ってもらえず、修学旅行割にしてもらうために苦労したとか。

 個人的に思い入れがあるのが、記念祭の「ファイヤー」です。諸事情で中止になり、復活のため、先生方との協議を続けました。

 制服もなく、髪型に規制もなく「自由」でした。大人びた高校3年間でした。高校時代の肩まで伸ばした髪の自分が写っている写真を見ると、赤面します。

 手元に当時の修学旅行ために作成した「火の国へ」があります。国語の小野牧夫先生(故人)が修学旅行について「自然のままの自分が、ぶ厚い歴史や大きな自然にそっと触れる時」だと記していました。集まった同窓生は皆、卒業後、修学旅行の時と同じように、「自然のままの自分」で様々な出来事と「そっと触れてきた時間」を過ごしてきたと思います。これからの時間も「自然のまま」で過ごしたいですね。

◇  ◇  ◇
 同窓会企画が浮上し、各クラスの幹事会が開かれたのは2018年4月でした。久野先生から「還暦になる年に同窓会をやったらどうか」との提案がきっかけです。幹事は何度も集まり、会場探しなどを話しあい、2020年4月開催を目指しました。しかし、コロナ禍で中止。幹事の皆さん、お疲れ様でした。「喜寿同窓会」も開催できるといいですね。
(28期A組 安部文晴)

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